2025-04-30
海とともに未来を築く!海洋建設社員が語る仕事の魅力と未来の可能性

「海洋建設の仕事に興味はあるけど、実際どんな仕事なの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、入社2年目の私(釜戸)が入社16年目のベテラン先輩社員である細谷拓郎さんに「仕事のやりがいや魅力」についてインタビューしました!実際に働いているからこそわかる現場でのやりがいや大変さなど、海洋建設のリアルを紹介します。
過去から現在、そして未来を担う「海洋建設」のことを、より知っていただける機会になっていただけたら幸いです。
インタビュアー:入社2年の釜戸
名前:釜戸幸樹
年齢:20歳
勤続年数:2年
インタビューに答えた方:入社16年の細谷さん
名前:細谷拓郎さん
年齢:44歳
勤続年数:16年
資格:潜水士・1級港湾潜水士・1級土木施工管理技士・2級電気工事士・JISアーク溶接・小型船舶・小型移動式クレーン・玉掛・足場組立・酸欠
釜戸まず、去年(2024年)は細谷さんにとって、どのような1年でしたか?
細谷さん1年を通して忙しい時季と暇な時季がはっきりとした1年でしたね。
お客様のご都合や季節の気象状況など、理由は様々でしたが、ますます皆で一丸となって仕事に取り組まないといけないなと感じた1年でした。
釜戸繁忙期は忙しかったですよね。特に夏は気温が高かったり台風があったりして大変でしたが、現場での影響はありましたか?
細谷さん夏の暑さは例年通りという感じで、仕事内容によっては熱中症の危険を感じる夏でしたね。台風は例年と比べるとまだ良い方だったので、仕事の影響も思ったより少なくて良かったなと思いました。
釜戸たしかに、そうですよね。これまで細谷さんは、もっと暑い中で作業した経験がたくさんあるんですよね…。現場で働く際に、台風とかゲリラ豪雨とか、急な異常気象に備えて、どのような対応を心掛けたらいいですか?
細谷さん気象状況の確認は毎日マストで行っています!これは絶対必要ですね。
釜戸特に最近は、天気の変化が多いですよね。細谷さんが予報をこまめにチェックしたり、その都度現場で確認したりしている姿を拝見していました!気温の変化や天候などで現場での作業を変更するなど、大変なこともあると思いますが、細谷さんが「海洋建設」という仕事を選んだきっかけを教えてください!
細谷さん水中や水面など、非日常の環境で働く仕事に一番魅力を感じたので、この仕事を選択しました。
釜戸確かに「THE 非日常」だなと感じます。仕事をしていく中で、ふだん耳にすることがない技術や機械がたくさんあって慣れるのが大変でしたが、細谷さんもそういった経験がありましたか?
細谷さん建設土木業界専門の技術や機械が多いうえに、この業界でしか使わない言葉や機械が多くあるので、働き始めてから知った言葉は本当にたくさんありましたよ。
釜戸これが「業界用語」というものですね(笑)。言葉もそうですが、この業界の仕事につかなければ、触れることもなかった機械も多いですよね。ところで、この仕事はチームワークが求められると思うのですが、ベテランの細谷さんが思う「最もチームワークが求められるシーン」は、どんな時だと思いますか?
細谷さん基本的に、全ての作業においてチームワークが必要と考えていますが、特に危険性が高い仕事や施工日数が限られた仕事などは重要だと考えていますね。
釜戸そうですよね。特に潜水を伴う仕事の時は減圧症の危険もあるので、日々どんな作業でもチームワークはとても大切だと感じています。
(※減圧症についてはこちらに詳しく書いているので参考にご覧ください)
細谷さんは、16年という長い期間「海洋建設」という仕事をしていますが、この仕事をしていて良かったと思える時はどんな時ですか?
細谷さん水中の透明度がいい場所などで仕事した時などは、気持ちの半分はレジャー感覚で仕事をしてしまいます!
釜戸おお!そんな気持ちがあったとは思いませんでした(笑)。仕事で水中に潜ったりできる海洋建設ならではの魅力ですよね!!そんなふうに海洋建設での経験でしか得られない経験がたくさんあると思いますが、逆に一番しんどかった経験はありますか?
細谷さん真冬の東北での潜水作業は想定以上の寒さで、我慢することしか出来ない時は辛かったですね。
釜戸真冬の潜水…。まだ未経験ですが、相当寒いことは伝わります。春夏秋冬を選ぶことができないので、潜水作業は時にはしんどいこともありますよね。 ところで、細谷さんの今後の未来のビジョンがあれば、ぜひ、お聞きしたいのですが…?
細谷さん水中での工事はまだまだニッチな業態なので、海洋建設という仕事のやりがいや魅力と、潜水士がより安全に作業出来る様に、自分達からいろいろ発信していきたいと思っています。
釜戸そうですよね。潜水士という仕事はいつも危険と隣り合わせな仕事ですが、そのぶん達成感もありますよね。ちなみに、今後細谷さんが挑戦したい分野や技術はありますか?
細谷さん震災や海難事故が起きた時のボランティアの協力や技術提供など、少しでも仕事を通して社会貢献が出来ればいいなと思っています。
釜戸私も近年の震災や海難事故などのニュースを見て、自分も何かできたらと考えます。会社というチームで、何か協力できる体制にできるよう尽力いたします!最後に、これからの海洋建設業界に興味を持つ人へ一言お願いします!
細谷さん水面や水中での仕事のため、危険も多く存在しますが、同時に達成感や面白さもたくさんあります。日常で使うトンネルや橋のメンテナンスに携わったり、社会のインフラを支えたりと、やりがいのある仕事です!未来を担う海洋建設という仕事を一緒にできる日を心待ちにしております。
まとめ
今回は、海洋建設の「仕事のやりがいや魅力」について、入社2年目の釜戸がベテラン先輩社員である細谷拓郎さんにインタビューしました。海洋建設のリアルを少しでも知っていただけたのではないでしょうか。
この記事を読み、仕事内容や資格などに興味を持った方は「〜社員コラム〜」も併せて読んでみてくださいね。
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